4月5日 韓国大手メディアが
大手メーカーであるLG Electronicが
スマートフォン分野からの撤退を正式に発表しました。
最後まで開発していたローラブルスマホは日の目を見ず
OLEDの開発にも注力しており、自社のスマホにも積極的に採用していたLGのスマホ事業撤退は業界に一つの区切りをつけた形だ。
ローラブルスマホは「LG Rollable」としてコンセプトモデルこそ発表されたが、LGのスマホとして日の目を見ることは無くなってしまった。
今後は主力の家電やディスプレイ事業などに注力し、スマホ部門は売却はせずに人員は配置換えをする方針だそうだ。
売却しない理由は機密保持などの理由が大きいようだ。
LG Electronicsは全盛期ではスマートフォンの世界シェア3位を誇っていましたが、LG G4の品質問題から売り上げが低迷。
20四半期以上の連続赤字を計上し、事業継続は困難という結果となった。
過去には画面が物理的に曲がってるG-Flexシリーズだったり、操作インターフェースを背面に備えて大画面化するスマホに対して操作感を損なわない工夫をしたりと特徴的なメーカーであった。
LG V50 ThinQのようにフォルダブルとは別の路線をいった2画面スマホをアプローチしたが、普及に至ることはなく…
最後は起死回生を図ったVelvetとWINGというぶっ飛んだスマホを出しながらも売り上げは好転せず、撤退という形となりました。
これを聞いて管理人は
惜しいですね。
変わったスマホを作ってくれるメーカーはいつもこうして「記録には残らなくても記憶に残るもの」を作ってくれる。
特に近年のLGは起死回生を図ったり、サムスンとの差別化で少し風変わりな機種が多かったです。
管理人もLG WINGを持ってますが、アレを超えるスマホがもう出ないと思うと残念です。
それでも、ディスプレイサプライヤーとして今後もスマホを取り巻く環境からLGの名前が消えることはないのでその点は安心できますかね。
特に某社のローラブルスマホはここのベンダーだったり…するかもですね。
それでは