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中国でHuaweiの折りたたみスマホ Mate X2の4Gモデルが販売へ。 米国経済措置が原因か

どうも

 

今回はHuawei Mate X2の4G版が発売されるというものです。

 

 

 

このタイミングで出てくるMate X2 4Gモデル

 

 
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Huawei Mate X2と言えばHuaweiが今年の2月にリリースしたフォルダブル端末です。

 

ヒンジ機構がしずく型に畳まれることで折り目を目立たなくし、現時点のフォルダブル端末の完成系のひとつとも言われています。

 

 

そのため、カメラ性能なども力を入れた結果価格は19,999元(約30万円)となり、普通のフォルダブルと比べてもかなり高価なものになりました。

 

 

そんな中5G通信に対応しない4G版がHuaweiの公式サイトでお披露目されており、密かな話題となっています。

HUAWEI Mate X2 4G版 规格参数 - 华为官网

 

様々な理由から見えるMate X2の4Gモデルを出す理由

 

日本以上には5Gも浸透してる中国。

そんな市場であえてイチオシ機能とも言える5G通信機能を抜いてまで、Mate X2を出さなければならないのか。

 

 

ひとつはアメリカの制裁関係

 

アメリカの制裁によってHuaweiを始めとしたメーカーには部品の供給には制限がかかるものとなっており、その中でも5G関連のものは半導体のみならず、バッテリーやアンテナといった部品ですら明確に供給禁止とされています。

 

つまり、このままMate X2を作り続けると、半導体以外の部品も仕入れることが困難になるという状況だったのです。

 

 

もうひとつはXiaomi MIX Foldの存在

 

 

後出しにはなるが、XiaomiのMIX Foldは方向性は違えどカメラの強化、インナーディスプレイの大画面化で競り合う存在となっています。

 

その中でもMIX Foldは1万元〜とMate X2の半額で出ており、こちらに対する対抗の意味も込めて値段を下げて出すのではと言う見方もある。

 

現時点での価格は公表されてないが、メモリ8GBのストレージ256GB仕様のみの展開となることから、5G版よりはお値段は安くなるだろうと想像できる。

 

 

 

これを見て管理人は

 

Huaweiなど中国メーカーに対する経済措置はなかなかに厳しいもので、高付加価値部品の供給の難しさが薄く感じとれます。

 

ただ、Huawei Mate X2というハードウェアとしては素晴らしいフォルダブルスマートフォンが安価に買えるかもしれないと思うと、少し嬉しいところではありますね。

 

まだ値段は発表されてませんが、続報に期待したいですね。

 

 

それでは